酸素やり切断
酸素やり切断とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、ガス溶接及び熱切断の溶接・切断方法に定義される用語の一つです。
酸素やり切断は、材料その他を切断する切断方法のうち、熱切断(熱を用い、材料を局部的に溶融又は燃焼して切断する方法の総称)に分類される酸素切断の一種です。
酸素やり切断は、酸素燃焼による熱を熱源とし、同時に酸素を噴射させて吹き付けることにより母材に孔をあけながら切断を行う切断方法です。
JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、酸素やり切断の定義は以下です。
分類: ガス溶接及び熱切断 ≫ 溶接・切断方法番号:7112
用語:酸素やり切断
定義:
長い金属管を通して酸素を供給しながらその先端を燃焼させ、その熱と酸素噴流とによって材料に孔をあけながら切断する方法。対応英語(参考):
oxygen lance cutting;
oxygen lancingISO番号(参考):−