パウダ切断
パウダ切断とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、ガス溶接及び熱切断の溶接・切断方法に定義される用語の一つです。
パウダ切断は、材料その他を切断する切断方法のうち、熱切断(熱を用い、材料を局部的に溶融又は燃焼して切断する方法の総称)に分類されるガス切断(ガス炎で加熱し、金属と酸素の急激な化学反応を利用して行う切断)の一種です。
パウダ切断は、鉄粉末やフラックス或いはその混合物を切断部に供給することにより切断性を高めたガス切断方法です。
JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、パウダ切断の定義は以下です。
分類: ガス溶接及び熱切断 ≫ 溶接・切断方法番号:7105
用語:パウダ切断
定義:
鉄粉末、又は鉄粉末とフラックスとを自動的、連続的に切断部に供給して、その酸化熱及びフラックス作用を利用したガス切断方法。対応英語(参考):
(metal) powder cutting;
chemical flux cuttingISO番号(参考):−