熱切断
熱切断とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、ガス溶接及び熱切断の溶接・切断方法に定義される用語の一つです。
熱切断は、材料その他を切断する切断方法の一種で、切断のために熱エネルギーを利用する切断方法の総称です。熱切断は、被切断部を熱によって溶融或いは燃焼することによって切断を行う切断法です。
熱切断には各種の方法があり、主な熱切断には、ガス切断、パウダ切断、アーク切断、プラズマ切断、レーザー切断(レーザービーム切断)、ワイヤカット放電切断などがあります。
機械的切断やジェット噴流によって切断するウォータジェット切断などは、熱ではなく機械的エネルギーや運動エネルギーを利用するもので、非熱切断に分類されます。
JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、熱切断の定義は以下です。
分類: ガス溶接及び熱切断 ≫ 溶接・切断方法番号:7102
用語:熱切断
定義:
熱を用い、材料を局部的に溶融又は燃焼して切断する方法の総称。対応英語(参考):
thermal cuttingISO番号(参考):−