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ディウェッッティング




ディウェッッティングとは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、ろう接のろう接現象に定義される用語の一つです。
ディウェッッティングは、ろう接(ろう又ははんだを用いて、母材をできるだけ溶融しないでぬれ現象で接合する、ろう付及びはんだ付の総称)に関連する現象の一種で、溶加材である溶融ろう(ロウ)やはんだ(ハンダ)が一旦母材表面に広がった後に、収縮してはじかれた状態のことをいいます。

JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、ディウェッッティングの定義は以下です。

分類: ろう接 ≫ ろう接現象

番号:4305

用語:ディウェッッティング

定義:
溶融ろう又ははんだが、母材に一度ぬれた後、収縮してはじかれた状態。

対応英語(参考):
dewetting

ISO番号(参考):−