ろう(ロウ)
ろう(ロウ)とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、ろう接のろう接材料に定義される用語の一つです。
ろう(ロウ)は、溶接方法のうち、ろう接(母材をできるだけ溶融しないで、母材よりも低い融点をもった金属の溶加材として、ろう(ロウ)又ははんだ(ハンダ)を用いてこれを溶融させ、接合面の隙間にいきわたらせて接合を行う、ろう付とはんだ付の総称)の一種である、ろう付(ろう付け)に用いられる溶加材のことです。
ろう(ロウ)は、”硬ろう”ともいい、450℃以上の高い融点をもつろう接用溶加材です。
JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、ろう(ロウ)の定義は以下です。
分類:ろう接 ≫ ろう接材料番号:4201
用語:ろう
定義:
450℃以上の高い融点をもつろう接用溶加材。硬ろうともいう。対応英語(参考):
brazing filler metalISO番号(参考):−