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爆飛




爆飛とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、抵抗溶接の溶接現象に定義される用語の一つです。
爆飛は、重ね抵抗溶接(スポット溶接、プロジェクション溶接、シーム溶接などのように、重ね合わせた継手の両側から加圧して行う抵抗溶接)において発生する溶接現象の一種で、溶接部に穴があく現象のことです。
爆飛は、過大な溶接条件で過熱され、溶接部が爆発的に飛散することによって発生します。
爆飛は、”ばくひ”と読みます。

JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、爆飛(ばくひ)の定義は以下です。

分類:抵抗溶接 ≫ 溶接現象

番号:3311

用語:爆飛(ばくひ)

定義:
重ね抵抗溶接において、過大な溶接条件によって、溶接部が過熱され、爆発的に飛散し、溶接部に穴があく現象。

対応英語(参考):
explosion

ISO番号(参考):−