コロナボンド
コロナボンドとは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、抵抗溶接の溶接現象に定義される用語の一つです。
コロナボンドは、抵抗溶接の一種である重ね抵抗溶接(スポット溶接、プロジェクション溶接、シーム溶接などのように、重ね合わせた継手の両側から加圧して行う抵抗溶接)において、以下の参考図のように、ナゲット(抵抗溶接における溶融凝固した溶接部)の周辺に生じる固相溶接されたリング状の部分のことです。
JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、コロナボンドの定義は以下です。
分類:抵抗溶接 ≫ 溶接現象番号:3302
用語:コロナボンド
定義:
重ね抵抗溶接において、ナゲットの周辺に生じる固相溶接されたリング状の部分(3301の図参照)。対応英語(参考):
coronaISO番号(参考):−
コロナボンドの参考図