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電極(スポット溶接用−)




電極とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、抵抗溶接の溶接機器に定義される用語の一つです。
スポット溶接用電極は、スポット溶接(重ね合わせた母材を、先端を適当に成形した電極の先端で挟み、比較的小さい部分に電流及び加圧力を集中して局部的に加熱し、同時に電極で加圧して行う抵抗溶接)で用いられる棒状の電極のことです。
スポット溶接用の電極には、以下の参考図のように、一体形電極と、キャップ形電極があります。

JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、(スポット溶接用)電極の定義は以下です。

分類: 抵抗溶接 ≫ 溶接機器

番号:3210

用語:電極(スポット溶接用−)

定義:
スポット溶接において、母材に直接接触して溶接電流を通じるとともに加圧力を伝える作用をする棒状電極。一体形電極[図a)]とキャップ形電極[図b)]とがある。

対応英語(参考):
electrode (spot welding -);
solid electrode;
capped electrode

ISO番号(参考):−

(スポット溶接用)電極の参考図
(スポット溶接用)電極の参考図