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シーム溶接機




シーム溶接機とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、抵抗溶接の溶接機器に定義される用語の一つです。
シーム溶接機は、溶接継手部に大電流を流すことによって発生する抵抗熱によって加熱し、圧力を加えて溶接を行う溶接機の総称である抵抗溶接機の一種で、シーム溶接(抵抗溶接の一種で、ローラ電極を用いて加圧及び通電を行い、電極を回転しながら継手に沿って連続的に行う溶接)を行うための溶接機です。
シーム溶接機には、ローラ電極が取り付けられている角度により、横シーム溶接機と縦シーム溶接機とがあります。

JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、シーム溶接機の定義は以下です。

分類: 抵抗溶接 ≫ 溶接機器

番号:3209

用語:シーム溶接機

定義:
ローラ電極によってシーム溶接を行う装置。ローラ電極が電極アームに対して直角に付いていて、円筒形の円周継手や、細長い板の長辺継手の溶接に用いる横シーム溶接機と、ローラ電極が電極アームに対して平行に付いていて円筒形の胴継手及び細長い板の短辺継手の溶接に用いる縦シーム溶接機とがある。

対応英語(参考):
seam welding machine;
circular seam welding machine;
longitudinal seam welding machine

ISO番号(参考):−

シーム溶接の関連図
シーム溶接の関連図