低周波式抵抗溶接機
低周波式抵抗溶接機とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、抵抗溶接の溶接機器に定義される用語の一つです。
低周波式抵抗溶接機は、溶接継手部に大電流を流すことによって発生する抵抗熱によって加熱し、圧力を加えて溶接を行う溶接機の総称である抵抗溶接機の一種で、単相の低周波電力に変換された電力によって溶接を行う抵抗溶接機です。
低周波式抵抗溶接機では、電子的手段により商用周波数の三相交流電力を単相の低周波電力に変換します。
JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、低周波式抵抗溶接機の定義は以下です。
分類: 抵抗溶接 ≫ 溶接機器番号:3205
用語:低周波式抵抗溶接機
定義:
商用周波数の三相交流電力を、電子的手段で、単相の低周波電力に変換するようにした溶接機。低周波式スポット溶接機、低周波式シーム溶接機などがある。対応英語(参考):
low frequency resistance welding machine;
low frequency spot welding machine;
low frequency seam welding machineISO番号(参考):−