アーク溶接,溶接機,方法,種類,記号,TIG,ガス,スポット,継手,開先等-JIS規格

 

フラックス




フラックスとは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、溶接一般の共通に定義される用語の一つです。
フラックスは、溶接される金属材料(母材)や溶加材(溶接中に付加される金属材料)の酸化物などの有害物質を除去し、母材表面を保護したり、溶接金属(溶接部の一部で、溶接中に溶融凝固した金属)の精錬を行う目的で用いる材料のことです。
例えば、サブマージアーク溶接用のフラックスには、溶融フラックス、ボンドフラックス、焼結フラックスなどのフラックスがあります。

JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、フラックスの定義は以下です。

分類: 一般 ≫ 共通

番号:1214

用語:フラックス

定義:
溶接又はろう接の際に、母材及び溶加材の酸化物などの有害物を除去し、母材表面を保護し、又は溶接金属の精錬を行う目的で用いる材料。粉状又は粒状のものが多いが、はんだ付用のフラックスにはペースト状、液状のものなどがある。また、フラックス入りワイヤの材料としても用いられる。

対応英語(参考):
flux

ISO番号(参考):−