粉じん捕集効率
粉じん捕集効率とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、安全・衛生の溶接ヒュームに定義される用語の一つです。
粉じん捕集効率は、溶接の安全・衛生に関連する用語の一つで、人体に有害な影響を及ぼすおそれがある粉じんを含んだ空気を、防じんマスク(肺力によって吸引した空気中の粉じん、ヒュームなどの粒子状物質をろ過材によって除去する呼吸保護具)或いはろ過材を通過させたときの粉じん捕集率のことです。
粉じん捕集効率は、以下でJISに規定される式によって求められます。
JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、粉じん捕集効率の定義は以下です。
分類: 安全・衛生 ≫ 溶接ヒューム番号:8114
用語:粉じん捕集効率
定義:
粉じん含有空気を防じんマスク又はろ過材に通過させたときの粉じん捕集率で、次の式によって算出する。
F=(C1-C2)/C1×100
ここに、
F:粉じん捕集効率(%)
C1:通過前の粉じん濃度
C2:通過後の粉じん濃度対応英語(参考):
filtering efficiencyISO番号(参考):−