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溶接ヒューム捕集箱




溶接ヒューム捕集箱とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、安全・衛生の溶接ヒュームに定義される用語の一つです。
溶接ヒューム捕集箱は、溶接の安全・衛生に関連する用語の一つで、溶接時に発生する溶接ヒューム(溶接又は切断時の熱によって蒸発した物質が冷却されて固体の微粒子となったもの)を捕集するための箱で、以下の参考図のように、発生源を取り囲む形で溶接ヒュームの全てを捕集することができるものです。
溶接ヒューム捕集箱は、『JIS Z 3930 アーク溶接のヒューム発生量測定方法 』において参考例が規定されています。

JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、溶接ヒューム捕集箱の定義は以下です。

分類: 安全・衛生 ≫ 溶接ヒューム

番号:8106

用語:溶接ヒューム捕集箱

定義:
被覆アーク溶接棒の全ヒューム量測定の際、その溶接ヒュームの全量を捕集できるように発生源の周囲を覆うための箱(JIS Z 3930 参照)。

対応英語(参考):
fume collection chamber

ISO番号(参考):−

溶接ヒューム捕集箱の参考図
溶接ヒューム捕集箱の参考図