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許容濃度




許容濃度とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、安全・衛生の溶接ヒュームに定義される用語の一つです。
許容濃度は、溶接の安全・衛生に関連する用語の一つで、溶接作業によって発生する有害物の空気中濃度が人体に悪影響を及ぼすことのない濃度のことで、略して TLV という記号で表されるものです。
例えば、一酸化炭素(CO)の許容濃度は、一般に 50ppm であり、オゾンの許容濃度については、0.1ppm となります。

JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、許容濃度の定義は以下です。

分類: 安全・衛生 ≫ 溶接ヒューム

番号:8104

用語:許容濃度

定義:
作業者が有害物に連日暴露される場合に、当該有害物の空気中濃度がこの値以下であれば、ほとんどすべての人に悪影響がみられない濃度。略記号 TLV。

対応英語(参考):
threshold limit value

ISO番号(参考):−