アーク溶接,溶接機,方法,種類,記号,TIG,ガス,スポット,継手,開先等-JIS規格

 

ドラグ




ドラグとは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、ガス溶接及び熱切断の切断施工に定義される用語の一つです。
ドラグは、各種の切断加工における施工上の用語の一種であり、熱切断(ガス切断、パウダ切断、アーク切断、プラズマ切断、レーザー切断など、熱を用いて材料を局部的に溶融又は燃焼して切断する方法の総称)によって材料を切断する際に、以下の参考図に示される切断酸素気流又は切断ビームの実際の出口と、延長線出口点との距離のことです。
切断方向に切断を進行するにしたがってドラグラインが形成されます。

JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、ドラグの定義は以下です。

分類: ガス溶接及び熱切断 ≫ 切断施工

番号:7306

用語:ドラグ

定義:
熱切断において、切断された母材の裏面で測定した切断酸素気流又は切断ビームの実際の出口と、延長線出口点との距離。

対応英語(参考):
drag

ISO番号(参考):−

ドラグの参考図
ドラグの参考図