火口(ひぐち)
火口とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、ガス溶接及び熱切断の溶接・切断機器に定義される用語の一つです。
火口は、以下の参考図のように、ガス溶接トーチ(ガス溶接器又は溶接吹管ともいい、ガス溶接に用いるトーチ)や、切断トーチ(熱切断に用いるトーチ)の先端部分のことです。
火口は、その用途によって、溶接火口、切断火口などがあり、炎を作る部分で溶接や切断効率を左右する重要な部分です。
火口は、”ひぐち”と読みます。
JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、火口(ひぐち)の定義は以下です。
分類: ガス溶接及び熱切断 ≫ 溶接・切断機器番号:7209
用語:火口(ひぐち)
定義:
ガス溶接及び切断トーチの先端にあって炎をつくる部分。溶接火口、切断火口などがある。対応英語(参考):
tip nozzle;
welding tip;
torch head;
nozzle;
cutting tip nozzleISO番号(参考):−