ガス溶接トーチ
ガス溶接トーチとは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、ガス溶接及び熱切断の溶接・切断機器に定義される用語の一つです。
ガス溶接トーチは、トーチ(ガス炎、ガスシールドアーク、プラズマアークなどを利用して金属その他の材料の加熱、溶接及び切断を行うときに用いる器具)のうち、ガス溶接(ガス炎の熱で行う溶接)で用いられるトーチのことです。
ガス溶接トーチは、溶接吹管(ようせつすいかん)などとも言われ、以下の参考図のような構造をもつ器具です。
JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、ガス溶接トーチの定義は以下です。
分類: ガス溶接及び熱切断 ≫ 溶接・切断機器番号:7206
用語:ガス溶接トーチ
定義:
ガス溶接に用いるトーチ(1209参照)。ガス溶接器又は溶接吹管(すいかん)ともいう。トーチヘッド、火口、混合室などからなる。ガス溶接トーチにはA型とB型とがある。対応英語(参考):
(gas) welding torch;
welding blow-pipe;
torch head;
tip nozzle;
mixing chamber;
mixer nozzleISO番号(参考):−