アコースティック・エミッション試験
アコースティック・エミッション試験とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、試験の非破壊試験に定義される用語の一つです。
アコースティック・エミッション試験は、素材、製品などを破壊せずに、欠陥の有無、その存在位置、大きさ、形状、分布状態などを調べる試験である非破壊試験の一種で、単にAE法とも言われ、固体に発生する弾性波を利用して行う非破壊試験です。
アコースティック・エミッション試験は、”Acoustic Emission Testing”を略して、”AET”という記号で表されます。
JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、アコースティック・エミッション試験の定義は以下です。
分類: 試験 ≫ 非破壊試験番号:6320
用語:アコースティック・エミッション試験
定義:
固体が塑性変形又は破損する際に、それまで蓄えられていたひずみエネルギーが解放されて弾性波を生じる現象を利用して行う非破壊試験。単にAE法ということもある。
略記号 AET対応英語(参考):
acoustic emission testingISO番号(参考):−