アーク溶接,溶接機,方法,種類,記号,TIG,ガス,スポット,継手,開先等-JIS規格

 

ひずみ測定試験(応力測定試験)




ひずみ測定試験とは、溶接技術の分野において術語として用いられる用語で、試験の非破壊試験に定義される用語の一つです。
ひずみ測定試験は、試験体の応力分布状態や応力の強さを調べるための試験で、試験体に荷重を与えることにより変形する程度を調べることによって行われる試験です。
そのため、ひずみ測定試験は、応力測定試験とも言われ、電気抵抗ひずみゲージ法や磁気ひずみ法などが用いられます。
ひずみ測定試験(応力測定試験)は、”Strain Measurement”又は”Stress Measurement”を略して、”SM”という記号で表されます。

なお、ひずみ(ε)は以下の式により求めることができます。
ε=Δl/l0
l0:試験体の初期状態の長さ
Δl:試験体に与えた荷重によって変形した長さ

JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、ひずみ測定試験(応力測定試験)の定義は以下です。

分類: 試験 ≫ 非破壊試験

番号:6318

用語:ひずみ測定試験(応力測定試験)

定義:
試験体に荷重を与え、その変形の程度によって応力分布の状態及び強さを調べる試験。電気抵抗ひずみゲージ法、磁気ひずみ法などが用いられる。
略記号 SM

対応英語(参考):
strain measurement;
stress measurement

ISO番号(参考):−