アーク溶接,溶接機,方法,種類,記号,TIG,ガス,スポット,継手,開先等-JIS規格

 

極間法(磁粉探傷試験の−)




極間法とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、試験の非破壊試験に定義される用語の一つです。
極間法は、素材、製品などを破壊せずに、欠陥の有無、その存在位置、大きさ、形状、分布状態などを調べる試験である非破壊試験の一種である磁粉探傷試験(鉄鋼材料など強磁性体を磁化し、欠陥部に生じた磁極による磁粉の付着を利用して欠陥を検出する非破壊試験)における磁化方法の一つです。
磁粉探傷試験の極間法は、以下の参考図に示すように、試験体(試験部位)を、電磁石若しくは永久磁石の磁極間に置くことにより磁化する磁化方法のことです。

JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、(磁粉探傷試験の)極間法の定義は以下です。

分類: 試験 ≫ 非破壊試験

番号:6315

用語:極間法(磁粉探傷試験の−)

定義:
試験体又は試験される部位を電磁石又は永久磁石の磁極間に置く磁化方法。

対応英語(参考):
yoke method

ISO番号(参考):−

極間法(磁粉探傷試験の−)の参考図
極間法(磁粉探傷試験の−)の参考図