引張せん断試験(スカーフ継手の−)
引張せん断試験とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、試験の機械的試験に定義される用語の一つです。
引張せん断試験は、各種の試験のうち、機械的試験に分類される試験の一種で、スカーフ継手(I形開先の母材を互いに斜めにそいで溶接面を広くする継手)の強度を調べる試験のことです。
スカーフ継手の引張せん断試験では、引張試験の方法が用いられます。
JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、(スカーフ継手の)引張せん断試験の定義は以下です。
分類: 試験 ≫ 機械的試験番号:6216
用語:引張せん断試験(スカーフ継手の−)
定義:
スカーフ継手の強さを、引張試験方法によって調べる試験(JIS Z 3192 参照)。対応英語(参考):
tension shear test (for scarf brazed joint)ISO番号(参考):−