スポット溶接継手引張せん断試験
スポット溶接継手引張せん断試験とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、試験の機械的試験に定義される用語の一つです。
スポット溶接継手引張せん断試験は、各種の試験のうち、機械的試験におけるせん断引張試験の一種です。
スポット溶接継手引張せん断試験は、せん断引張試験のうち、JIS Z 3136 に規定される試験で、スポット溶接継手(重ね合わせた母材を、先端を適当に成形した電極の先端で挟み、比較的小さい部分に電流及び加圧力を集中して局部的に加熱し、同時に電極で加圧して行う抵抗溶接で溶接された継手)の接合面と平行の方向に荷重を加えて行うせん断引張試験のことです。
JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、スポット溶接継手引張せん断試験の定義は以下です。
分類: 試験 ≫ 機械的試験番号:6213
用語:スポット溶接継手引張せん断試験
定義:
スポット溶接継手の接合面と平行の方向に荷重を加えて行うせん断引張試験(JIS Z 3136 参照)。対応英語(参考):
tension shear test for spot welded jointISO番号(参考):−