再現熱影響部試験
再現熱影響部試験とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、試験の溶接性試験に定義される用語の一つです。
再現熱影響部試験は、溶接を行うための母材に対して、熱影響部(溶接などの熱で組織、や治金的性質、機械的性質などが変化を生じた、溶融していない母材の部分)と同じ熱サイクルを再現することにより、その母材の部分の性質を調べる試験のことです。
JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、再現熱影響部試験の定義は以下です。
分類: 試験 ≫ 溶接性試験番号:6120
用語:再現熱影響部試験
定義:
母材に溶接熱影響部とおなじ熱サイクルを与えて、その部分の諸性質を調べる試験。対応英語(参考):
synthetic heat-affected zone testISO番号(参考):−