溶接熱影響部最高硬さ試験
溶接熱影響部最高硬さ試験とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、試験の溶接性試験に定義される用語の一つです。
溶接熱影響部最高硬さ試験は、JIS規格においては、JIS Z 3101 に規定されている試験で、溶接熱影響部の最高硬さ(鋼の溶接熱影響部は、組織変化に伴って溶接ボンド部からの距離に応じて硬さの変化が現れる。この部分の硬さの最高値)を調べるための試験のことです。
JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、溶接熱影響部最高硬さ試験の定義は以下です。
分類: 試験 ≫ 溶接性試験番号:6116
用語:溶接熱影響部最高硬さ試験
定義:
溶接熱影響部の硬さでボンド部に近接した部分に生じる最も硬さの高い値を調べる試験(JIS Z 3101 参照)。対応英語(参考):
maximum hardness test in weld heat-affected zoneISO番号(参考):−