展開式すみ肉溶接割れ試験
展開式すみ肉溶接割れ試験とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、試験の溶接性試験に定義される用語の一つです。
展開式すみ肉溶接割れ試験は、溶接用語においては、溶接性試験(溶接性を調べる試験)に分類される試験に関する用語の一つで、溶接割れの感受性を調べる溶接割れ試験の一種です。
展開式すみ肉溶接割れ試験は、溶接割れのうち、溶接棒の高温割れ(溶接部の凝固温度範囲又はその直下のような高温で発生する割れ)の感受性を調べるために用いられる割れ試験のことです。
JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、展開式すみ肉溶接割れ試験の定義は以下です。
分類: 試験 ≫ 溶接性試験番号:6114
用語:展開式すみ肉溶接割れ試験
定義:
2枚の試験板の表面若しくは縁相互又は縁と表面とを溶接しながら一方又は両方の試験板を回転し、溶接金属に収縮又は伸長方向の曲げによるひずみを与えることによって、溶接棒の高温割れ感受性を調べる試験。対応英語(参考):
angle expanding type weld cracking test for fillet weldISO番号(参考):−