アーク溶接,溶接機,方法,種類,記号,TIG,ガス,スポット,継手,開先等-JIS規格

 

インプラント形溶接割れ試験




インプラント形溶接割れ試験とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、試験の溶接性試験に定義される用語の一つです。
インプラント形溶接割れ試験は、溶接用語においては、溶接性試験(溶接性を調べる試験)に分類される試験に関する用語の一つで、溶接割れの感受性を調べる溶接割れ試験の一種です。
インプラント形溶接割れ試験は、単にインプラント試験とも言われ、定荷重引張りを与えた熱影響部(溶接などの熱で組織、や治金的性質、機械的性質などが変化を生じた、溶融していない母材の部分)に割れが発生しない限界引張応力を求めるための試験のことです。

JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、インプラント形溶接割れ試験の定義は以下です。

分類: 試験 ≫ 溶接性試験

番号:6112

用語:インプラント形溶接割れ試験

定義:
鋼板に挿入した円周切欠き付丸棒試験片上を、その切欠き部がちょうど熱影響部になるようにアーク溶接して、溶接後、丸棒に定荷重引張りを与え、熱影響部に割れが発生しない限界引張応力値を求める試験。インプラント試験ともいう。

対応英語(参考):
inplant cracking test;
inplant test

ISO番号(参考):−