十字継手溶接割れ試験
十字継手溶接割れ試験とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、試験の溶接性試験に定義される用語の一つです。
十字継手溶接割れ試験は、溶接用語においては、溶接性試験(溶接性を調べる試験)に分類される試験に関する用語の一つで、溶接割れの感受性を調べる溶接割れ試験の一種です。
十字継手溶接割れ試験は、3枚の鋼板から構成され、十字形となる十字継手を試験板とし、その4箇所のすみ肉溶接部の割れの発生状況を調べるための試験のことです。
JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、十字継手溶接割れ試験の定義は以下です。
分類: 試験 ≫ 溶接性試験番号:6109
用語:十字継手溶接割れ試験
定義:
3枚の鋼板を十字形に組み合わせ、その4箇所のすみ肉に順次にビード溶接を行い、それらの溶接部の割れ発生状態を調べる試験。対応英語(参考):
cruciform joint weld cracking testISO番号(参考):−