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指形溶接割れ試験




指形溶接割れ試験とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、試験の溶接性試験に定義される用語の一つです。
指形溶接割れ試験は、溶接用語においては、溶接性試験(溶接性を調べる試験)に分類される試験に関する用語の一つで、溶接割れの感受性を調べる溶接割れ試験の一種です。
指形溶接割れ試験は、溶接割れのうち、特に高温割れ(溶接部の凝固温度範囲又はその直下のような高温で発生する割れ)を調べるための試験のことです。
指形溶接割れ試験は、”ゆびがた溶接割れ試験”と読みます。

JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、指形溶接割れ試験(ゆびがた溶接割れ試験)の定義は以下です。

分類: 試験 ≫ 溶接性試験

番号:6108

用語:指形(ゆびがた)溶接割れ試験

定義:
数個の短冊状の試験板を横に並べて互いに強く締め付けたうえでビード溶接を行い、溶接ビード内の高温割れを調べる目的の試験。

対応英語(参考):
finger (type weld cracking) test

ISO番号(参考):−