丸棒形溶接割れ試験
丸棒形溶接割れ試験とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、試験の溶接性試験に定義される用語の一つです。
丸棒形溶接割れ試験は、溶接用語においては、溶接性試験(溶接性を調べる試験)に分類される試験に関する用語の一つで、溶接割れの感受性を調べる溶接割れ試験の一種です。
丸棒形溶接割れ試験は、丸棒同士を密着させた境界部分に溶接を行ったものを試験材として、溶着金属(溶加材から溶接部に移行した金属)の割れ感受性を調べるための試験のことです。
JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、丸棒形溶接割れ試験の定義は以下です。
分類: 試験 ≫ 溶接性試験番号:6106
用語:丸棒形溶接割れ試験
定義:
2本の丸棒形試験材を密着し拘束させた後、その境界部に溶接を行うことによって溶着金属の割れ感受性を調べる目的の試験。対応英語(参考):
round bar weld cracking testISO番号(参考):−