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溶接割れ試験




溶接割れ試験とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、試験の溶接性試験に定義される用語の一つです。
溶接割れ試験は、溶接用語においては、溶接性試験(溶接性を調べる試験)に分類される試験に関する用語の一つです。
溶接割れ試験は、溶接割れ(溶接部に生じる割れ状の欠陥)の感受性を調べるための試験のことです。
溶接割れ感受性を評価する方法としては、JIS規格において以下のような様々な溶接割れ試験が規定されています。

・スリット形溶接割れ試験
・U開先溶接割れ試験
・y開先溶接割れ試験
・丸棒形溶接割れ試験
・T継手溶接割れ試験
・指形溶接割れ試験(ゆびがた溶接割れ試験)
・十字継手溶接割れ試験
・窓形拘束溶接割れ試験
・重ね継手溶接割れ試験
・インプラント形溶接割れ試験
・C形ジグ拘束突合せ溶接割れ試験(フィスコ試験)
・展開式すみ肉溶接割れ試験
・ビード下割れ試験
など。

JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、溶接割れ試験の定義は以下です。

分類: 試験 ≫ 溶接性試験

番号:6102

用語:溶接割れ試験

定義:
溶接割れの感受性を調べる試験。

対応英語(参考):
weld cracking test

ISO番号(参考):−