アーク溶接,溶接機,方法,種類,記号,TIG,ガス,スポット,継手,開先等-JIS規格

 

ワイヤレスボンディング




ワイヤレスボンディングとは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、特殊の溶接のマイクロ接合に定義される用語の一つです。
ワイヤレスボンディングは、溶接用語においては、半導体素子や電子部品の組立て、基板への取り付けなど、接合対象が微小・微細で寸法効果を特に考慮する必要がある部位に適用される接合方法の総称であるマイクロ接合に関連する用語の一つです。
ワイヤレスボンディングは、ワイヤを使うことなく半導体のチップ電極部からの引出しを行う方法のことです。
ワイヤレスボンディングでは、ワイヤの代わりにチップ電極部にリードやバンプを設けます。

JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、ワイヤレスボンディングの定義は以下です。

分類: 特殊の溶接 ≫ マイクロ接合

番号:5409

用語:ワイヤレスボンディング

定義:
チップの電極部からの引出しをワイヤを使用せずに行う方法で、ワイヤの代わりに、チップにビーム状のリード又は突起電極(バンプ)などを設けて、直接基板の導体層に接続する法。

対応英語(参考):
wireless bonding

ISO番号(参考):−