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スパイク現象




スパイク現象とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、特殊の溶接の電子ビーム溶接に定義される用語の一つです。
スパイク現象は、溶接用語においては特殊の溶接に分類される電子ビーム溶接(真空中で発生させた高速の電子ビームを当て、その衝撃発熱を利用して行う溶接)における溶接現象の一種です。
スパイク現象とは、電子ビーム溶接で溶接を行った際に、のこぎり歯状の溶込みが発生する現象のことです。

JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、スパイク現象の定義は以下です。

分類: 特殊の溶接 ≫ 電子ビーム溶接

番号:5316

用語:スパイク現象

定義:
電子ビーム溶接において、溶込み深さが周期的に変動して鋭いきょ(鋸)歯状の溶込みを生じる現象。

対応英語(参考):
spiking phenomenon

ISO番号(参考):−