アーク溶接,溶接機,方法,種類,記号,TIG,ガス,スポット,継手,開先等-JIS規格

 

ワークディスタンス




ワークディスタンスとは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、特殊の溶接の電子ビーム溶接に定義される用語の一つです。
ワークディスタンスは、溶接用語においては特殊の溶接に分類される電子ビーム溶接(真空中で発生させた高速の電子ビームを当て、その衝撃発熱を利用して行う溶接)に関連する用語の一種です。
ワークディスタンスは、電子ビーム溶接において、電子ビームを発射する電子銃の下から母材までの距離、或いは、溶接室の天井から母材までの距離のことです。

JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、ワークディスタンスの定義は以下です。

分類: 特殊の溶接 ≫ 電子ビーム溶接

番号:5314

用語:ワークディスタンス

定義:
電子銃の下(通常はフォーカスコイルの下面)又は溶接室の天井から母材までの距離。

対応英語(参考):
(gun to) work distance

ISO番号(参考):−