ビーム出力
ビーム出力とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、特殊の溶接の電子ビーム溶接に定義される用語の一つです。
ビーム出力は、溶接用語においては特殊の溶接に分類される電子ビーム溶接(真空中で発生させた高速の電子ビームを当て、その衝撃発熱を利用して行う溶接)に関連する用語の一種です。
ビーム出力は、電子ビーム溶接における加速電圧(電子銃内の陰極と陽極との間に加えられる直流高電圧)とビーム電流(電子ビームが母材を貫通して、接地回路又は自由空間に流れる漏えい電流)との積で表される電力のことです。
JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、ビーム出力の定義は以下です。
分類: 特殊の溶接 ≫ 電子ビーム溶接番号:5311
用語:ビーム出力
定義:
電子銃内の陰極と陽極との間に加えられる直流高電圧。対応英語(参考):
beam powerISO番号(参考):−