大気中電子ビーム溶接
大気中電子ビーム溶接とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、特殊の溶接の電子ビーム溶接に定義される用語の一つです。
大気中電子ビーム溶接は、接合法においては、溶融接合(融接)法の高エネルギービーム溶接に分類することができる電子ビーム溶接(真空中でフィラメントを加熱して発生させた電子ビームを電磁コイルなどで高速加速させ、被溶接部に衝突させることにより運動エネルギーが熱エネルギーに変換されて生じる衝撃発熱を利用して溶接する溶接方法)の一種です。
大気中電子ビーム溶接は、真空形中ではなく、大気中で行う電子ビーム溶接のことです。
JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、大気中電子ビーム溶接の定義は以下です。
分類: 特殊の溶接 ≫ 電子ビーム溶接番号:5308
用語:大気中電子ビーム溶接
定義:
大気中で行う非真空形電子ビーム溶接。対応英語(参考):
out of vacuum electron beam weldingISO番号(参考):−