高真空形電子ビーム溶接
高真空形電子ビーム溶接とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、特殊の溶接の電子ビーム溶接に定義される用語の一つです。
高真空形電子ビーム溶接は、接合法においては、溶融接合(融接)法の高エネルギービーム溶接に分類することができる電子ビーム溶接(真空中でフィラメントを加熱して発生させた電子ビームを電磁コイルなどで高速加速させ、被溶接部に衝突させることにより運動エネルギーが熱エネルギーに変換されて生じる衝撃発熱を利用して溶接する溶接方法)の一種で、13mPa{10-4Torr}以下の高真空容器中で行われる電子ビーム溶接のことです。
JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、高真空形電子ビーム溶接の定義は以下です。
分類: 特殊の溶接 ≫ 電子ビーム溶接番号:5303
用語:高真空形電子ビーム溶接
定義:
容器の圧力が13mPa{10-4Torr}以下の高真空中で行う電子ビーム溶接。対応英語(参考):
high vacuum type electron beam weldingISO番号(参考):−