アーク溶接,溶接機,方法,種類,記号,TIG,ガス,スポット,継手,開先等-JIS規格

 

インサート金属(拡散接合の−)




インサート金属とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、特殊の溶接の拡散接合に定義される用語の一つです。
インサート金属は、溶接用語においては特殊な溶接に分類される拡散接合(拡散溶接ともいい、母材を密着させ、母材の融点以下の温度条件で、塑性変形をできるだけ生じない程度に加圧して、接合面に生じる原子の拡散を利用して接合する方法)に関連する用語の一種です。
拡散接合のインサート金属は、拡散接合に用いられる金属のことで、接合界面に挿入(インサート)する金属のことです。

JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、(拡散接合の)インサート金属の定義は以下です。

分類: 特殊の溶接 ≫ 拡散接合

番号:5205

用語:インサート金属(拡散接合の−)

定義:
拡散接合において接合界面に挿入する金属。

対応英語(参考):
interlayer metal;
insert metal;
preplaced filler material

ISO番号(参考):−