ブレーキ式摩擦圧接
ブレーキ式摩擦圧接とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、特殊の溶接の摩擦圧接に定義される用語の一つです。
ブレーキ式摩擦圧接は、溶接継手に大きな機械的圧力を加えて行う溶接方法で、加圧溶接の略称である圧接の一種である、アプセット推力を加えて接合する摩擦圧接の一方式です。
ブレーキ式摩擦圧接は、連続駆動式摩擦圧接ともいわれる摩擦圧接で、連続回転させている母材をブレーキで急停止させてアプセット推力を加えて接合します。
JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、ブレーキ式摩擦圧接の定義は以下です。
分類:特殊の溶接 ≫ 摩擦圧接番号:5102
用語:ブレーキ式摩擦圧接
定義:
連続的に回転している母材を、ブレーキによって母材の回転を急激に止め、アプセット推力を加えて接合する摩擦圧接の一方式。連続駆動式摩擦圧接ともいう。対応英語(参考):
continuous drive friction welding;
direct drive friction weldingISO番号(参考):−