ろう付(ろう付け)
ろう付(ろう付け)とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、ろう接のろう接方法に定義される用語の一つです。
ろう付(ろう付け)は、溶接方法の一つである、ろう接(母材をできるだけ溶融しないで、母材よりも低い融点をもった金属の溶加材として、ろう(ロウ)又ははんだ(ハンダ)を用いてこれを溶融させ、接合面の隙間にいきわたらせて接合を行う、ろう付とはんだ付の総称)の一種です。
ろう付(ろう付け)は、”硬ろう”ともいう、450℃以上の高い融点をもつろう接用溶加材である、ろう(ロウ)を溶加材として使って母材をできるだけ溶融しないで行う溶接方法のことです。
JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、ろう付(ろう付け)の定義は以下です。
分類:ろう接 ≫ ろう接方法番号:4102
用語:ろう付
定義:
ろうを用いて母材をできるだけ溶融しないで行う溶接方法。対応英語(参考):
brazingISO番号(参考):857の2.1