電圧補償制御
電圧補償制御とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、抵抗溶接の溶接施工に定義される用語の一つです。
電圧補償制御は、抵抗溶接(溶接継手部に大電流を流し、ここに発生する抵抗熱によって加熱し、圧力を加えて行う溶接)における溶接施工に関する用語で、通電制御方式の一種です。
電圧補償制御は、主回路の入力電圧の変動を検知することによって通電制御を行います。
JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、電圧補償制御の定義は以下です。
分類: 抵抗溶接 ≫ 溶接施工番号:3417
用語:電圧補償制御
定義:
抵抗溶接において、主通電の各半サイクル又は各サイクルごとに主回路の入力電圧の変動を検知し、各半サイクル又は各サイクルごとの主通電の点弧位相を自動変化させることによって、この変動の影響を補正する機能をもつ主通電回路の通電制御方式。対応英語(参考):
voltage compensation controlISO番号(参考):−