同期制御
同期制御とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、抵抗溶接の溶接施工に定義される用語の一つです。
同期制御は、抵抗溶接(溶接継手部に大電流を流し、ここに発生する抵抗熱によって加熱し、圧力を加えて行う溶接)における溶接施工に関する用語で、主通電回路の通電制御方式一種です。
同期制御に対し、非同期制御もあります。
JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、同期制御の定義は以下です。
分類: 抵抗溶接 ≫ 溶接施工番号:3411
用語:同期制御
定義:
抵抗溶接において、同期信号を溶接電源からとり、主通電の開閉をサイリスタなどで行い、主通電の各半サイクル又は各サイクルごとに点弧位相を制御する主通電回路の通電制御方式。対応英語(参考):
synchronous controlISO番号(参考):−