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テンパ電流




テンパ電流とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、抵抗溶接の溶接施工に定義される用語の一つです。
テンパ電流は、抵抗溶接(溶接継手部に大電流を流し、ここに発生する抵抗熱によって加熱し、圧力を加えて行う溶接)における溶接施工に関する用語で、抵抗溶接を行った溶接部を焼戻しするために流す電流のことです。

JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、テンパ電流の定義は以下です。

分類: 抵抗溶接 ≫ 溶接施工

番号:3407

用語:テンパ電流

定義:
溶接によって硬化する鋼材のスポット溶接、プロジェクション溶接、アプセット溶接などの抵抗溶接において、溶接を行い、一定の冷却時間をおきマルテンサイトを生成させた後、溶接部を焼戻しする目的で流す電流。

対応英語(参考):
temper current

ISO番号(参考):−