高周波誘導圧接
高周波誘導圧接とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、抵抗溶接の溶接方法に定義される用語の一つです。
高周波誘導圧接は、加圧とともに高周波誘導加熱を利用して行う溶接です。
高周波誘導圧接は、以下の関連図のように、高周波の誘導に棒状の誘導子を用いたり、コイルを用いる方法がありますが、主に鋼管の縦シーム溶接などに用いられ、突合せ溶接継手部を加圧しながら高周波誘導加熱により接合部を加熱し、圧接する溶接方法です。
JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、高周波誘導圧接の定義は以下です。
分類: 抵抗溶接 ≫ 溶接方法番号:3126
用語:高周波誘導圧接
定義:
突合せ溶接継手部を加圧しながら、高周波誘導加熱を利用して行う溶接。対応英語(参考):
high frequency induction welding;
induction weldingISO番号(参考):857の1.6.4
高周波誘導圧接の関連図