バットシーム溶接
バットシーム溶接とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、抵抗溶接の溶接方法に定義される用語の一つです。
バットシーム溶接は、抵抗溶接(溶接継手部に大電流を流し、ここに発生する抵抗熱によって加熱し、圧力を加えて行う溶接)の一種で、突合せ面の一部に加圧力を与えながら溶接電流を通電して加熱する工程を連続的に行って溶接する抵抗溶接のことです。
バットシーム溶接は、主に鋼管の溶接に用いられる溶接方法です。
JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、バットシーム溶接の定義は以下です。
分類: 抵抗溶接 ≫ 溶接方法番号:3124
用語:バットシーム溶接
定義:
突合せ面の一部を加圧しながら電流を通じて加熱し、これを連続的に行って溶接する抵抗溶接。主に管の製造に用いられる。対応英語(参考):
butt seam weldingISO番号(参考):−