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抵抗スタッド溶接




抵抗スタッド溶接とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、抵抗溶接の溶接方法に定義される用語の一つです。
抵抗スタッド溶接は、抵抗溶接(溶接継手部に大電流を流し、ここに発生する抵抗熱によって加熱し、圧力を加えて行う溶接)の一種で、突合せ抵抗溶接(溶接継手の端面を突き合わせ、加圧して行う抵抗溶接)に分類される、突合せプロジェクション溶接に含まれる抵抗溶接です。
抵抗スタッド溶接は、主に平板の母材とボルトや丸棒などの先端との間に通電によって発生する抵抗熱を利用して行う接合方法です。
なお、アーク溶接におけるスタッド溶接には、アークスタッド溶接があります。

JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、抵抗スタッド溶接の定義は以下です。

分類: 抵抗溶接 ≫ 溶接方法

番号:3122

用語:抵抗スタッド溶接

定義:
ボルト、丸棒などの先端と母材との間に発生する抵抗発熱を利用して行う圧接。

対応英語(参考):
resistance stud welding

ISO番号(参考):−