クロスワイヤ溶接
クロスワイヤ溶接とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、抵抗溶接の溶接方法に定義される用語の一つです。
クロスワイヤ溶接は、抵抗溶接(溶接継手部に大電流を流し、ここに発生する抵抗熱によって加熱し、圧力を加えて行う溶接)の一種で、突起部を接触させて通電することによって接合を行うプロジェクション溶接の一つです。
クロスワイヤ溶接では、主にワイヤや丸棒などを互いに交差させて接触させることにより、突起状の接触となることによってプロジェクション溶接を行います。
JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、クロスワイヤ溶接の定義は以下です。
分類: 抵抗溶接 ≫ 溶接方法番号:3112
用語:クロスワイヤ溶接
定義:
ワイヤ、丸棒などを互いに交差させて溶接するプロジェクション溶接の一種。対応英語(参考):
cross wire weldingISO番号(参考):−