止端割れ
止端割れとは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、アーク溶接の溶接部の欠陥に定義される用語の一つです。
止端割れは、溶接部における溶接欠陥のうち、割れ状となって発生する溶接割れの一種です。
止端割れは、溶接継手部において止端(母材の面と、溶接ビードの表面とが交わる点)から発生する溶接割れです。
止端割れは、ルート割れやビード下割れなどと同様、低温割れ(溶接後、溶接部の温度が常温付近に低下してから発生する割れの総称)に属する溶接割れです。
JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、止端割れの定義は以下です。
分類: アーク溶接 ≫ 溶接部の欠陥番号:2816
用語:止端割れ
定義:
溶接部の止端から発生する割れ。対応英語(参考):
toe crackISO番号(参考):−