ビード下割れ
ビード下割れとは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、アーク溶接の溶接部の欠陥に定義される用語の一つです。
ビード下割れは、溶接部における溶接欠陥のうち、割れ状となって発生する溶接割れの一種です。
ビード下割れは、以下の参考図のように、溶接継手部において溶接ビードの下側に発生する溶接割れです。
ビード下割れは、低温割れ(溶接後、溶接部の温度が常温付近に低下してから発生する割れの総称)に属する溶接割れです。
JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、ビード下割れの定義は以下です。
分類: アーク溶接 ≫ 溶接部の欠陥番号:2815
用語:ビード下割れ
定義:
ビードの下側に発生する割れ。対応英語(参考):
underbead crackISO番号(参考):−
ビード下割れの参考図