耐食肉盛
耐食肉盛とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、アーク溶接の溶接施工に定義される用語の一つです。
耐食肉盛は、広義の意味では、肉盛溶接(母材表面に硬化、耐食、補修、再生などの目的に応じた所要の組織と寸法の金属を溶着する方法)の一種で、特に、ステンレス鋼、ニッケル、ニッケル合金などの耐食・耐熱合金を母材表面に溶着させることをいいます。
JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、耐食肉盛の定義は以下です。
分類:アーク溶接 ≫ 溶接施工番号:2730
用語:耐食肉盛
定義:
母材表面にステンレス鋼、ニッケル、ニッケル合金などの耐食・耐熱合金を溶着させること。対応英語(参考):
( corrosion resistant ) claddingISO番号(参考):−