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プラグ溶接




プラグ溶接とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、アーク溶接の溶接施工に定義される用語の一つです。
プラグ溶接は、せん溶接(栓溶接)とも言われ、重ね継手(母材の一部を重ねた溶接継手)において、重ね合わせた一方の母材に貫通穴をあけて、そこに両母材を接合する溶接のことです。
プラグ溶接は、スロット溶接(溝溶接)などと同様、すみ肉溶接だけでは接合強度が不十分な場合に補助的に用いられることが多い溶接です。

JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、プラグ溶接の定義は以下です。

分類:アーク溶接 ≫ 溶接施工

番号:2726

用語:プラグ溶接

定義:
母材の一方に穴をあけて板の表面まで一杯に溶接し、もう一方の母材まで行う溶接。せん(栓)溶接ともいう。

対応英語(参考):
plug welding

ISO番号(参考):−

プラグ溶接の参考図

プラグ溶接の参考図